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小山市議会2006年6月定例議会での一般質問要旨

質問 : 城北地区 調整池の利用

 城北地区の調整池の利用についてお伺いいたします。5月20日に雷を伴う1時間で50ミリを超える雨が降りました。あの日は通常では想定されない雨量で、各所床下浸水や車の冠水などがありましたが、通常の雷雨等でも道路冠水が起こる城北地区の雨水排水についてお伺いいたします。城北区画整理地内、城北小学校の北側にある調整池ですが、排水できない状況になると周辺の道路より調整池の水位が上昇してしまい、道路冠水がたびたび起こります。もちろん継続事業である城北地区排水対策事業により冠水箇所も減り、城北地区全体では大変よくなりましたが、残念ながら排水対策事業で行った工事箇所でも効果が薄いところがあるように思えます。そこで調整池の容積の拡大ができないか、お伺いいたします。


答弁(篠崎建設水道部長)

 城北地区の調整池につきましては、城北土地区画整理事業により平成6年に区画整理地内の雨水排水のため、城北小学校の南側に接したところに設置したものでございます。この調整池は総面積が1万3,149平方メートルで深さが約1.9メーター、調整容量が1万9,400立方メートルでございます。調整池内は深さが3段に分かれており、深い部分はコンクリート張りでその面積は8,574平方メートル、またそのほかの浅い部分は芝生となっており、その面積は中段部が1,750平方メートル、上段部が2,825平方メートルであります。この調整池は平成15年8月5日の雷雨時の2時間の降雨量が122ミリのときが過去最高の水位で、そのときは特に調整池東側周辺において道路冠水などの被害が発生いたしました。この浸水対策を講じるため、平成15年に城北地区排水対策のための調査を実施し、翌平成16年度より排水対策事業を実施しているところでございます。平成16年度は調整池の東側地区より調整池に直接流入するボックスカルバートを布設し、あわせて調整池東側の都市計画道路の側溝を増設し、平成17年度には城北3丁目、城北6丁目、駅東通り3丁目地内の都市計画道路の側溝を増設するなど、流量のアップを図ってまいりました。この結果、先般5月20日に64ミリの雷雨のときには一部に約10センチ程度の道路冠水が見られましたが、特に被害の通報はありませんでした。

 議員のご質問の調整池容量をふやせないかとのことについてでございますが、調整池の容量をふやすためには現在芝生となっている部分の掘削等が考えられます。一方、芝生部分は周辺住民の希望もあり、広場として利用できるように芝生にしているとのこともあり、上段部分が現在開放されております。このようなことから、今後集中豪雨時の貯水状況を計測して調整池の容量をふやすかどうかを検討してまいりますので、議員におかれましてはご理解のほどよろしくお願い申し上げます。


再質問

 城北地区の調整池ですが、容積をふやすのはなかなか難しいというのは理解いたしました。しかし、対策済みで工事が終わって調整池の東側にボックスカルバートを入れたということでございますが、実際この前被害の届け出がなかったと部長おっしゃいましたが、消防団も出動しております。ちょうど1分団2部の消防のポンプ小屋の前でございます。被害の届け出がなかったから被害がなかったというのはちょっといかがなものかなというふうに個人的に思うのですが、効果が薄いところに関してはやはり改修をしていただければというふうに思いますので、お願いいたします。

 実際水害対策、きのう生井議員と関議員が質問された中で抜本的な解決、これはすぐにはできないとの答弁がございました。それならば、それまでの応急対策として例えばこの前の日曜日に行われた水防訓練、この中で土のうの代用品として連結水のうというのが使われておりました。これはバナナボートみたいな形をした土のうの代用品で、都市型水害に対応するものだそうですが、消防長、連結水のうについてご説明してください。それと小山市に幾つ配備されているのかを教えてください。お願いいたします。


答弁(山崎消防長)

 連結水のうは水をもって水を制するというような水防用具で活用されていますが、当消防本部では平成14年に初めてどういうものだろうということで試験的に買ったわけです。長さはごらんのように約5メーターで下が1メーター、2段になっていまして上が58センチというようなものであります。入り口が2カ所ほどありまして、30センチの入り口が2カ所ほどありまして、そこへ消防ホースで水を入れるというようなものであります。水を抜けば重さは40キロぐらいなので、大人2人であれば駆け足で持っていけるかなというふうには思うのですが、これを設置する場合、一たん水が出ているときではちょっと難しいのです。流れてしまい、物が強化ビニールと特殊合成ゴム、いわゆるゴムボートで使っているような材料でありますので、水が出ているときにそれを設置するとなるとなかなか難しい。設置する場合にはまだ水が出ないうちに一応浸水するであろうという箇所へ設置しておいて、つくってしまうというのが一番無難です。土のうの場合には水が出ていても上からどんどんやればできるのですけれども、その辺の設置するときが若干連結水のうは難しいかなというようなことであります。

 5メーターですから、間口が10メーターであれば二つ、15メーターという場合には三つということで、連結するのにはごらんになったかと思うのですが、凸レンズの凸と凹というような形でくつけながらやっていくような形なのです。高さ的には土のう3段分という形の高さであります。一応金額的に一つ50万ぐらいするものですから、どういうところへつけようかということで一応試験的に購入して、これで対応するところが出てくればと後から要望しておこうかなというふうに思っています。そのほかの土のうにかわるものとしまして、最近では軽い吸水性、大人のおむつの代用品とありますが、そういう土のう、フルコンではなくてそういう吸水性のあるものはあるのですが、非常に高価だと。それと今度は水が引いたときに、それが産業廃棄物になるというようなことも考えられるので、やっぱり連結水のうか今のところは土のうかなというふうには思っているところです。以上でございます。