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小山市議会2005年2月定例議会での一般質問要旨

質問 : 外来時及び入院回診時における患者のプライバシー確保について

 小山市民病院についてお伺いいたします。市民病院についてよく話を聞かされることがあります。例えば婦人科の外来診察のときです。待合室がありますが、それが狭いために中待合室も使われております。外の待合室で長い時間待たされて、中待合室に入ります。そのときに診察を受けている患者さんと先生の会話が聞こえてくるそうです。先生と患者さんの会話が聞こえてくるということは、ほかの患者さんが何の病気かというのもわかりますし、自分の病気も他人に聞かれてしまっているということに嫌悪感を覚えるそうです。また、入院回診時においても同様のことが言えます。大部屋の場合、あの人は何の病気で入院している、そこまでよくわかるそうです。それでなくても今は情報を患者さん自身でも持っており、薬一つでも何の病気かわかるのが当たり前の時代になっております。薬の件はいずれにしましても、外来診察時の会話を他人に聞こえることのないような対策がとれれば、自分の病状が他人に知られる心配をすることがなく、安心して診察を受けることができますし、それによってプライバシーの確保ができれば、患者さんたちにとっても安心して市民病院にかかれるのではないでしょうか、お伺いいたします。


答弁(刈谷病院長)

 まず、外来の現状でありますが、昭和63年に整備いたしました院内で最も新しい建築物である南棟1階の整形外科、脳神経外科の外来は、待合室のスペースも広く、また診察室と中待合室の仕切りもパーティションとドアでしっかりと遮断されており、設備上問題はないものと考えます。それに対しまして整形外科及び脳神経外科を除くすべての診療科の外来がある昭和45年に整備した北棟1階にございます外来棟は古い設計で、待合室、中待合室のスペースも狭く、そのため一部でカーテンによる仕切りを余儀なくされるなどプライバシー確保の上で設備上の問題があり、それぞれの診療科で工夫をしながらしのいでいるというのが現状であります。この工夫にもかかわらず、議員ご指摘のとおり、診察室での話し声が中待合室で待っている者に聞こえてしまう等の投書もあり、今まで十分に対処し切れていない部分があったことは否めません。先ごろ内科の中待合室と診察室を仕切っているドアの下部のすき間の改修やアナウンス設備の改善等を進めてきたところであります。今後も施設の現状を再点検し、診察室の声が外部に漏れないよう、特に中待合室に聞こえないよう許容範囲の中でできる限りの改修を進めます。また、中待合室に案内する患者制限など、運用面での工夫も加え、外来患者のプライバシーの確保に最大限努めてまいりたいと考えております。

 次に、大部屋での回診時等における入院患者のプライバシー確保につきましては、医師、看護師など最大限配慮するよう周知するとともに、患者やその家族への診断、病状及び治療方針の説明など個人のプライバシーに高く関与することについてはカンファレンス室及び面談説明用の個室を利用するよう職員に徹底しております。また、この個室には全病棟共通の面談・説明室の表示を出し、使用中か否かがわかるようドアに表示するシステムに改めております。今後とも職員への意識徹底、設備の改修及び運用面の工夫により患者のプライバシーの確保に努めてまいりたいと考えておりますので、議員にはご理解とご指導を賜りますようお願い申し上げます。以上です。